本研究会の主催により、日本学術振興会二国間交流事業(ドイツとのセミナー)「第1回日独憲法対話」(1. Deutsch-Japanisches Verfassungsgespräch)が、慶應義塾大学にて、2015年9月14日、15日に開催されました。テーマは、「憲法の発展-解釈、変遷、改正」でした。日独あわせて約100人が参加しました。7つの個別テーマについて、参加者の間で熱い議論が行われました。16日には貸切バスでエクスカーションとして鎌倉にでかけ交流を深めました。また、17日にはドイツ側代表者のお1人であるポッシャー教授の講演会「公の秩序と憲法」も慶應義塾大学で開催しました。
会員の皆様や尚学社の苧野圭太さんの多方面にわたるご協力のおかげで、第1回日独憲法対話とその関連行事を無事に終了することができました。どうもありがとうございました。なお、第1回日独憲法対話の成果は、日本とドイツでそれぞれ来年秋に刊行される予定です。報告とコメントを担当された会員は、来年春をめどに日本語とドイツ語で原稿をご準備ください。刊行準備の詳細については、後日、関係者にお知らせいたします。
第2回はドイツにて2017年9月11日からの1週間中の数日を選び、「憲法裁判権」をテーマに開催される予定です。