『なぜ表現の自由か:理論的視座と現況への問い』(法律文化社、2017年)
門田孝・井上典之編『憲法理論とその展開——浦部法穂先生古稀記念』(信山社、2017年)
- 赤坂正浩「機構としての国家――R・ヘルツォークとP・ペルンターラの国家観」
- 井上典之「事後法禁止の原則をめぐる憲法上の一考察――遡及的効果を持つ法内容の変更と法治国家原理・基本権」
- 西土彰一郎「トランスナショナル憲法の可能性」
- 棟居快行「人権制約法理としての『浦部三原則』」
- 門田孝「裁判所による憲法解釈の「視点」に関する一考察――2013年婚外子法定相続分規定違憲決定を契機として」
- 宮地基「ドイツにおける精神病患者の強制治療と基本権保障」
- 春名麻季「人権の基底的原理としての「個人の尊重」についての一考察――夫婦別姓事件合憲判決を素材に」
- 浮田徹「子の育成及び教育にかかる費用と憲法原理」
- 森英樹「『二つの法体系』論――原点を問い、現点を診る」
- 戸波江二「憲法訴訟論」
樋口陽一・中島徹・長谷部恭男編『憲法の尊厳――奥平憲法学の継承と展開』(日本評論社、2017年)
- 渡辺洋「憲法文化の規範性――いま、奥平康弘『法ってなんだ』を読み直す」
- 押久保倫夫「人権/権利/人間像――『一人前の人間』論を契機として」
- 毛利透「インターネット上の匿名表現の要保護性について――表現者特定を認める要件についてのアメリカの裁判例の分析」
- 渡辺康行「最高裁判所判事としての団藤重光――『リベラルなタカ』の挫折と価値」
片桐直人
[ドイツ憲法判例研究193]「OMT合憲判決」自治研究93巻6号(2017.6)147-155頁
鈴木秀美
「ドイツのSNS対策法案の概要と問題点」Law&Technology76号(2017)35-43頁