●日時: 2020年1月11日(土)14時~17時
●会場: 日本大学法学部4号館第4会議室(4号館地下)
* 当日、4号館への入館には入口にあるインターホンで連絡を取り、内部からの開錠を求めることが必要です。13時45分から14時までは、誰かが入口で待機するようにいたしますのでその必要はありません。14時以降に到着された場合には、4号館入口からインターホンで会議室へご連絡くださるようお願い申し上げます(キャンパスマップhttps://www.law.nihon-u.ac.jp/campusmap.html)。
●報告者: 柴田憲司(中央大学)
●報告判例: 2018年5月23日の第1法廷決定(BVerfGE 149, 86)
➣決定要旨:
1. 老齢年金の受給資格を農場の引き渡し(Abgabe)と結びつけることは、基本法14条の財産上の自由〔所有権〕への事実上の介入となる。
2. 農場の引き渡しの義務は、それが農業者の部分的な生活保障として形成された年金を補充するために必要な所得〔≒年金受給額+その農場の引き渡しの対価等の収入〕を、受忍限度を超えて奪う場合、憲法に違反する。
3. 配偶者の一方の年金保障を、他方の配偶者による農場の引き渡しの決定に係らしめることは禁止される。
*研究会終了後、神保町の「弁慶」にて懇親会を開催します。あらかじめ参加者の人数を確定する必要がありますので、懇親会にご参加される方は、以下のサイトからお申し込みください。
【ド憲判懇親会参加申込フォーム】 → https://forms.gle/2NF9nTGtavqSpLBx6
会費は、有職者7000円、院生3000円の予定です(当日変更の可能性もあります)。参加申込の締切は1月8日(水)とさせていただきます。